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2 アイデアを深化してみる


アイデアがひらめいたり、外部から提案されたりした場合、普通はそのままでは未熟過ぎて話になりません。上のステップを通ることでかなり問題点を修正した案になりますが、それだけでは問題を回避しただけで、下手をするとこじんまりした魅力の乏しい案に改悪しているかもしれないのです。 そこで、今度は、最初のアイデアを広げてみるというステップに入るのです。このステップは一種のブレーンストーミングであり、実現性は後回しにします。一人でやってもよいのですが、経験の大幅に違う人からなる複数の人でやると稔りは大きくなります。

一般的には上下横に展開するのが分かり易いようです。先ず川下まで考えて、インターネット販売が好ましくはないか、ワイン入り洋菓子を作るのはどうか等(川下展開)。
次に川上に遡って葡萄栽培をする、味覚評価の新規技術を工夫する等(川上展開)。
横展開としては、この国以外のワインも手掛ける、ワイン以外も手掛けられないか等(拡張・置換、水平展開)、思考途中で気付いたこととして、簡単な輸入手続きはないか等関連事項に目を向けることもアイデアを深める上でのきっかけとして重要です。

一方、ワインを思いついた時、その狙いは何か、美味いことが絶対条件なのか、その国の特産であることが必要なのか、ワインでなくてはならないのか、等々狙いをハッキリさせることも非常に大切です。ワインはきっかけに過ぎないのが普通です。

そして、成功したと仮定して、今度はインターネットによる販売、更にはインターネット販売経験を使ったもっと色々な製品の販売、日本からのインターネット輸出、商社の業務代行、ワイン以外を含めた現地プランテーション等々夢を一度膨らませるとよいのです。
こうやって、楽しく考えるうちに、何時の間にか事業の意義が明らかになり、今は事業化するのは無理かもしれないとか、切り込みはどこからやるべきかとか、どこの助けを必要とするか、等の実際のイメージが大分固まって来ます。最初の思いつきのままに比べて遥かに雄大で現実味のある構想に変化してことに気がつくでしょう。

ここでは、1,2のステップを経て結局「 その国の特産品全般を、インターネットで輸入販売し、ワインのような天然品の場合には現地にブレンドする先を確保し、日本では大手の酒造関係のルートでも販売する方向で検討し、その酒造関係の会社とは契約により、現地との直接取引きを制限できる契約を結ぶ 」、というコンセプトで検討することとなったとします。

○川上・川下・水平に展開。   ○成功後の夢を展開。  ○固有名で考えてみる。
○真の狙いを抽出。  ○思考途中気のついたことを深める。
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  © IAI Japan. All Right Reserved.  最終更新日 : 2003 年 10 月 7 日
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