日本でベンチャー企業を育成&支援する 「日本エンジェル協会」を設立 |
平成11年12月7日
スタートアップ・ワンオーワン・インコーポレーテッド
スタートアップ・ワンオーワン・インコーポレーテッド(本社:米国サンノゼ、黒沢 篤社長)は米国シリコンバレーでエンジェル及び起業家の育成と支援を目的とするインターナショナル・エンジェルインヴェスターズ・インスティチュート(以下IAI ハル・ニスレー会長・CEO、黒沢 篤アジア地区担当役員)の日本支部として「日本エンジェル協会(英語名IAI Japan、アイエーアイ・ジャパン)」を設立するため、その設立スポンサー会社となって設立準備会を結成いたしました。
「日本エンジェル協会」は、米国型の資本主義に支えられ成功体験を持つエンジェル達によって、創業から市場での成功、さらに株式公開まで継続して支援できる仕組みを日本に適合した形態として研究・実施するための非営利団体です。 日本エンジェル協会はシリコンバレーのIAI本部との連携により国際組織として運営する事が望ましいと考え、また日本でこの種の組織をタイムリーに設立する為には任意団体が適切と判断しました。
その事務局をスタートアップ・ワンオーワン社が引き受け、設立スポンサー会社として人的資源の提供、日本エンジェル協会の実行委員及び理事候補の人選、広告やセミナーへの資金的援助等、全面的にバックアップし、協会の設立及びその運営を支援して参ります。当初の活動はエンジェルの育成、エンジェル・ネットワークの形成を実現し、それにより、起業家を支援する事を目指しています。
本日、12月7日に設立準備会を結成し(会長八幡惠介)会員募集活動を開始しました。八幡惠介氏は35年にわたり、世界のエレクトロニクス業界のリーダーとして、NEC Electronics USA, LSI Logic K.K. Applied Materials Japan等の主要な半導体関連企業で社長として活躍されました。シリコンバレーのベンチャー企業のボードメンバーあるいはエンジェルとしてベンチャー企業の育成にも注力されています。
日本では公的な創業、ベンチャー支援施策が強化されつつあり、また民間のベンチャー・キャピタルや未公開株式市場も充実してきていますが、肝心のプレーヤーである起業家の不足が大きな悩みとなっています。特に店頭公開を意図し、米国流の価値創造を目標とした創業を目指す起業家は非常に少ないと見られます。その大きな原因として日本では親身になって創業を支援してくれる「エンジェル」が存在しないからとの指摘があります。
米国では現在、起業家に投資される資金の2/3がエンジェルから、1/3がベンチャー・キャピタルから供給されています。
エンジェルは会社を設立する前から相談に乗り、必要なシード・マネーを提供し、起業家と共同で技術シーズ、ビジネス・アイディアをビジネスプランにまで作り上げる働きをしています。また会社設立後は通常取締役またはアドバイザーとなって経営にも参画し、技術開発、製品開発、製造、マーケティング、人材採用、ベンチャーキャピタル資金の導入に至るまで、全面的に支援します。
エンジェルは自己資金を投資し、創業のリスクを共に背負い、その成功報酬としてキャピタルゲインを追求していますので、単なるアドバイザーではなく、むしろ共同経営者と呼ぶ方が相応しいと言えます。
日本でもエンジェル待望論があり、その候補者としては株式上場に成功した経営者、技術開発または事業経営の成功体験を持つ大企業出身者、優良中小企業の経営者、銀行及びベンチャーキャピタルの出身者等が挙げられます。「日本エンジェル協会」はこのような候補者の中からエンジェルを発掘し、育成してネットワークを作る計画です。
企業の事業資金が融資から株式投資に比重が移ってゆく時代には、投資家側が技術及び事業計画を評価し、リスクを測って、自己責任で投資決定を行う事が求められます。日本のベンチャー・キャピタル、銀行、証券会社等にとっては特に事業性及び技術の評価力向上が課題となっております。
通産省が推進する創業支援施策でもコーディネーター、アドバイザーの民間への期待が明記されており、質の高いアドバイザー、支援者及びそのネットワーク組織が求められています。
「日本エンジェル協会」はこの期待に応える為に設立され、エンジェルを育成・組織化し、今まで不足していたベンチャー企業育成機能の不足部分を補う役割をもつため、各方面から大きな期待が寄せられています。八幡惠介会長のリーダーシップの下に、日本のベンチャービジネスの成功物語が数多く創られる事が期待されます。
平成12年1月28日(金)、29日(土)に東京都千代田区一番町のダイヤモンドホテルで「日本エンジェル協会」設立キックオフ・セミナー(定員250名)を計画しています。米国IAI本部からHal Nissley会長をはじめ著名な講師を招待して、エンジェルに関する最新情報の提供を行います。
スタートアップ・ワンオーワン社は日・米の両国で起業経験を持つメンバーにより構成され、スタートアップ(日本ではベンチャー企業と呼ぶ)を支援する専門家集団企業です。米国本社及び日本事務所の連携により、その成功に必要な各種ノウハウ、人材、パートナー、創業資金等を国際的に調達負^用し、スタートアップの成功率を高める事を主な事業目的としています。
以上
新聞発表の参考資料[1]:
設立準備会 サポートメンバー (順不同)
八幡 惠介
ザ・フューチャー・インターナショナル社代表取締役、(設立準備会会長)
松田 修一
早稲田大学アジア太平洋研究センター教授、アントレプレヌール研究会 代表
上谷 達也
富士ゼロックス情報システム株式会社 代表取締役社長
鮎川 純太 テクノベンチャー株式会社 代表取締役 会長 兼 社長
馬場 昭男 株式会社 ケイエスピー 専務取締役
北地 達明 監査法人トーマツ、公認会計士
松本寿吉郎 (社)中小企業診断協会東京支部 理事
西澤 民夫 日本エスアンドティー株式会社 代表取締役社長
栗原 光男 日本交通公社インターナショナル、部長
畑 皓二 日本ベンチャー学会、事務局長
細川 信義 エンゼル証券株式会社 代表取締役
森崎 弘 電気通信大学教授、多摩起業家育成フォーラム代表幹事
Akiko Gordon, Deloitte and Touche
Akihito Nakamachi, Wilson Sonsini Goodrich & Rosati
Hal Nissley, Chairman & Founder & CEO, IAI
Hisami Ohshiba, JaM(Japan Marketing)
Jackie Kessel, Founder of HiTech-Law
Jeff Smith, TeamBridge
Kayoko Tomoikari, Morrison and Forester
Mutsumi Okuyama, Business Cafe
Okitane Usui, Crimson Ventures
Shigeya Ando, Venture Access
Sheridan Tatsuno, Digital Indie
Yoshitaro Kumagai, TechBridge International
Yukio Yoda, JETRO San Francisco
黒沢 篤
スタートアップ・ワンオーワン社 CEO、 (IAI本部アジア地区担当役員)
田中 繁夫 スタートアップ・ワンオーワン社 副社長 兼 日本事務所長
新聞発表の参考資料[2]:
スタートアップ・ワンオーワン社 主要メンバー
黒沢 篤: 1980年横浜国大電気工学科修士過程を終了後、日本電気株式会社に入社。シリコンバレーのスタートアップ企業とマイクロプロセッサ関連製品の共同開発に携わる。1989年米国に移住し、スタートアップの社長、副社長、ボードメンバーとしてに。日本でも株式会社を設立し、アジアの販売赴Z術サポート拠点を確立。1999年、スタートアップの育成侮x援を国際的なネットワークを活用して行うStart-up101.Com社を設立。
田中 繁夫: 1964年横浜国立大学電気工学科卒業後、(株)東芝入社、28年間主として研究開発、新規事業開発に従事。1991年よりマルチメディア事業推進担当となり、シリコンバレーのスタートアップ企業との技術提携、社内ベンチャー企業設立の推進を行った。その後、富士写真フイルム(株)に転じ、シリコンバレーソフト開発サンター設立、スタートアップ企業との提携を推進。1999年4月(有)ティップ・リサーチ設立、代表取締役。
八幡 惠介: 1958年大阪大学電気工学科卒業、1963年米国Syracuse大学電気工学科修士過程をフルブライト留学生として卒業。以来35年間に渡り半導体業界でリーダとして活躍。NEC
Electronics (USA)、LSI Logic K.K.、アプライドマテリアルズ父Wャパン、等、日米の大手半導体企業の社長を歴任。中央ロータリークラブ父<塔oー、通産省支援によるスタートアップ促進財団役員、米国半導体協会副会長、HDTV用半導体協力委員会の共同議長等も務める。現在、ザ父tューチャー父Cンターナショナル社の代表取締役として、主としてシリコンバレーから生まれた新技術武サ品の市場導入を日本のエレクトロニクス業界と提携する事により推進している。
Hal Nissley: Case Western Reserve
大学より、経営管理科の学士号及び数理統計の修士号、Peninsula
College of Lawより法律学の学士号等の学位を取得。IBMにてコンピュータ営業を8年間務めた後、カナダ及び米国にて48社のスタートアップに創業者、ボードメンバ、またはコンサルタントとして携わる。Acorn
Capital、及びPacRim Venturesにてベンチャーキャピタリストとしても活躍。スタンフォード大学、バークレー等でスタートアップ経営に関する講義を行う。1999年 7月にIAIを設立し、CEOを務める。
Jackie Kessel: Pepperdine University School of Lawより法学博士号を取得。Skornia Law Firm,及びJackson/Abdalah/Rodriegez/Wong等の弁護士事務所で活動した後、1995年にHiTech-Lawをシリコンバレーに創立。技術ライセンス、ビジネス契約、企業関連法等を専門とし、戦略的提携、M&Aの交渉担当を務める。弁護士として活動する以前はInterPac
Software,Inc.を創業、契約、セールス、顧客サポート等を担当した。マーケティング及び広報の実務経験もあり、25年以上のビジネス経験を持つベテラン。
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