監査&CG委員会2003年方針
・委員会活動のミッション
当委員会は、起業家やエンジェルに対して『監査とコーポレートガバナンス』に関する知識・情報やノウハウを提供し、共有するとともに、スタートアップ企業が継続的に成長するために起業家に対する経営支援を行う。これにより起業家の成功に貢献することを目指す。
T. 2002年活動レビュー
U. 2003年活動方針
2002.4.19
監査&CG委員会
2002年活動レビュー
・2002年方針
コーポレートガバナンスを強化する「リスクマネジメントおよび監査」についての検討を進めるとともに、2年間検討をしてきたコーポレートガバナンスに係わる成果を、IAIJ会員が支援する創業企業に展開し、創業企業のコーポレートガバナンス充実に貢献する。
・2002年実施状況
| | 1) | 2年間研究をしてきたCG研究の成果を踏まえて、7月のIAIJ定期セミ ナを開催し、基調講演、エンジェル・起業家によるパネルディスカッションを行った。 |
| 2) | 11月に日本ベンチャー学会に於いて「ベンチャー起業におけるコーポレートガバナンス」について研究成果を発表した。 |
| 3) | 研究成果を支援企業に展開するために、2社の社長に出席いただき、社長が考え実行しているコーポレートガバナンスについて意見交換をした。 |
| 4) | 「リスクマネジメント」については『創業期の会社のリスク』を研究しアウトプットした。 |
| 5) | 「創業期の監査の検討」は、創業期企業に必要とされるガイドやマニュアルのテンプレートの検討を継続した。 |
| 6) | NPO化に向けて、監査&CG委員会の2003年事業計画を検討した。 |
| 7) | IAIJ会員の事業支援の元となる「受託契約書案」を作成した。 |
| 8) | 委員会メンバーの支援実績 17社 |
・良かった点、問題点
| | 1) | 瀬戸さんが(株)PTP、CMジャパン(株)、江田さんが(株)イー・ラーニング、小沢さんが(株)ライスエックスジャパン、片岡さんが(株)ジャイダック、三澤が(株)ビー・テクノロジーの監査役に就任し、八幡さんが(株)ビー・テクノロジーの取締役に就任した。 |
| 2) | 起業家との交流、支援が具体化し、創業期企業のコーポレートガバナンスの実態の理解が進むとともにその普及の難しさが確認できた。 |
| 3) | ベンチャー学会で発表の機会を得たが、関心はイマイチであり、今後IAIJとしてベンチャー企業に向けてのコーポレートガバナンスの啓蒙を積極的に行う必要を実感した。 |
| 4) | 新しいメンバーの参加もあり、毎月6から10人が出席し、テーマに添った情報提供や資料提供、ディスカッションを通じて相互啓発をおこない、検討結果のアウトプットを共有することが出来た。 |
| 5) | 新しいメンバーの参加時において、今までの活動の経過についてのオリエンテーションが必要であることを認識した。 |
| 6) | NPO組識への移行に当たり、委員会としての事業への取組み体制の構築を具体化する必要がある。 |
2003年事業計画
1.方針
創業開始期から発展期の企業においてのコーポレートガバナンスの必要性に鑑み、広く啓蒙活動を展開するとともに、支援企業において具体的な成果の事例を構築する。
2.目標
1) コーポレートガバナンスに関する啓蒙の機会を増加する
2) コーポレートガバナンスを支援社数を増加する
3) 事業売上目標を達成する
・コーポレートガバナンスとは
企業の継続的な成長・発展を目指して、より効率的で優れた経営が行われるよう、経営方針について意思決定するとともに、経営者の業務執行を適切に監督・評価し、動機付けを行っていくしくみ (経済同友会)
・企業統治(コーポレートガバナンス)原則
会社をあずかる経営執行者がその責任を全うすることを確保するしくみ
@ アカウンタビリティーとディスクロージャー
A 会社の機関(株主総会・取締役会・監査役)の機能強化
(日本コーポレートガバナンスフォーラム)
コーポレートガバナンスの勘所
◆コーポレートガバナンスのための機構を作る
適法かつ適正な経営判断や業務執行を監督する取締役会と経営を監査する監査役
不正や不適切な行為、公私混同を招かない社内体制の構築
社長の下に経営目標達成に向けて従業員全員のパワーの結集する体制の構築
◆経営としての理念、倫理観を高める
経営理念、経営倫理、行動指針等を定め社内外への啓蒙と経営 トップ自らの遵守
経営者のモラル・倫理感を高め、法令を遵守する健全な企業風土の構築
3.実施事項
<事 業>
| | 1) | 創業期企業へのコーポレートガバナンスについての啓蒙と支援
@ コーポレートガバナンスに関するセミナーの開催
「テーマ:創業期企業のリスクマネジメント」
A ミニセミナーの実施
B 起業家に対するCGへの関心度アンケート実施 |
| 2) | 企業内研修会講師の派遣とコーポレートガバナンス体制作りのコンサルタント
@大学発・企業発ベンチャー、既存中小企業へのアプローチ |
| 3) | 社外監査役、社外取締役を求める創業期企業を会員に紹介
@ 支援企業の取締役会が機能するよう支援
A 監査役、取締役に対するコーポレートガバナンスの教育 |
| 4) | 創業期において必要となる規程類作成等の内部統制の構築支援
@ガイド・マニュアル・帳票類のテンプレート作成
A 規程作成の支援 |
<研 究>
| | 1) | 創業開始期・活動期のマニュアル・ガイド類の研究 |
| 2) | 創業開始期から発展期のリスクマネジメント事例の研究 |
| 3) | 創業開始期から発展期の監査役の役割の研究 |
| 4) | 活動期から発展期の会社の支援や社長との懇談を通じて、コーポレートガバナンスのあり方の研究 |
| 5) | 今までの研究成果を分かりやすい小冊子として出版する準備 (教材としての小冊子) |
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